脱毛症

症状によって治療方法が変わる円形脱毛

AGA

円形脱毛症は、ある日突然、頭にコイン大の丸いはげ(脱毛斑)が生じる疾患です。
脱帽部分は一ヶ所とは限らず、多発することもあり、時には頭全体の毛が抜けたり、全身の毛が抜けたりすることもあります。
円形脱毛症の頻度は人口の1~2%と推測され、男女差は見られません。
脱毛斑の少ない場合は、ほとんどが自然に治りますが、広範囲、多数みられる場合は難治なこともあります。
原因ははっきりとはわかっていませんが、毛包に何らかの炎症をおこさせるスイッチがはたらくと起こることから、自己免疫的な関与が疑われているため、初診時に血液検査などを行うこともあります。
当院では診察の上、原因に応じた治療を行います。
一般的にはステロイドなどの外用薬や局注療法、冷凍凝固療法、近年は紫外線療法や、免疫療法などを行います。
症状に応じた対策をたてていきます。

治療法は、病気が始まってからの期間と脱毛面積などに応じて決められます。
ステロイドなどの外用療法やグリチルリチンなどの内服療法、ステロイドの局所注射、脱毛部をドライアイスで冷却する方法、ステロイドの内服療法などが知られています。

日本人男性の4人に1人がAGA

脱毛症には、「男性型脱毛症」、「円形脱毛症」、「女性型脱毛症」などがあります。
「男性型脱毛症」(AGA:androgenetic alopecia)は、通称「薄毛症」とも呼ばれ、思春期以降に始まって徐々に進行する、男性では最もよく見られる脱毛症です。
症状としては、前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭の生え際が後退し、頭頂部の毛髪が失われることになります。
薄毛症は、遺伝や男性ホルモンによる発毛サイクルの乱れなどが主な原因と考えられています。
治療として発毛に関係する男性ホルモンに対する内服薬があり、当院で「ザガーロ」「プロペシア」処方を行っております。診療については自費診療となります。

女性型の脱毛症

「女性型の脱毛症」ですが、女性の多くが実は薄毛で悩んでいます。
その原因には出産や更年期など女性ホルモンのバランスが崩れることによるものや、膠原病などの疾患、ヘアケア商品(シャンプー、リンス、トリートメント、髪染め、パーマ、カラーリング、スタイリング剤など)など頭皮に使用するものが関与して起こる皮膚炎などが関係するものなどがあります。
また、加齢、ストレスやダイエットなどで起こる脱毛も少なくありません。
受診したら問診の上、治療選択肢を考えていきます。
保険治療で可能なものから、近年は自費診療でも女性の脱毛症に対応した「パントガール」などの選択肢が増えてきています。
なかでも老化、ストレス、極端なダイエット、誤ったヘアケアによる「びまん性脱毛症(女性型脱毛症)」や出産後の「分娩後脱毛症(産後の薄毛)」などが、よく見受けられます。
そんな女性の薄毛は「パントガール」で治療できます。
パントガールには、女性の薄毛を改善するための特別な構造のアミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群などが配合されており、毛髪の成長を刺激して薄毛を治療し、髪質も改善します。
パントガールは、世界で初めて効果と安全性が認められた薄毛治療薬(医薬品)です。
これまで女性の薄毛治療薬としては外用薬や、頭皮への注入薬しか選択肢がありませんでしたが、パントガールが登場したことにより、女性についても手軽に薄毛治療が行えるようになりました。