ちえぶくろう

第117回 日本皮膚科学会総会 教育講演18 発汗診療

先週の6月1日午後と2日の診療を休診とさせていただきご迷惑をおかけしました。今年の皮膚科学会総会は広島大学の秀道広会頭のもとで行われ、

私は2日の午前中に教育講演18の座長、演者を務めてきました。昨年に引き続き総会での発表と今回は座長という大役をいただき、大変緊張する時間となりました。

今回はヒトの発汗機能について長年にわたる研究を行われてきた 大阪国際大学人間科学部スポーツ行動学科教授 井上芳光先生💦、発汗の専門外来を設置し診療を行っている愛知医科大学から柳下武士先生💦、蕁麻疹について精通されて、汗と蕁麻疹の深い関係などに造詣がある神戸大学皮膚科の福永淳先生💦、汗が関わる皮膚炎の関係について汗や汗をつくる汗腺の研究を精力的に行われている長崎大学教授室田浩之先生💦、(+ふくろう皮膚科から藤本)の講演でした。

ヒトの汗腺機能は鍛えられるものであり、発汗を避ける生活をしていると発汗機能が衰えてきますが、下肢からその順番は始まり徐々に上半身にむかっていくことは非常に示唆に富むと思いました。空調の効いた生活で汗を避けて生活をしていると、発汗機能が残る上半身優位の多汗という状態になることもあるということです。ただ、運動を続けると年齢を問わずに発汗機能は回復してくることもわかったので、筋トレと同じように発汗トレーニングは行っていくべきであり、適切な汗のかき方を目指すということが大切であると改めて認識しました。

とはいえ、徐々に蒸し暑い日も多くなり、当院では多汗症の患者さんが汗を止めたいということで来院されています。都市型の社会、温暖化、汗に対する不寛容な空気など、色んな社会的背景から多汗を苦にされる方は増えていると実感しています。患者さん一人一人に合わせた治療の提案をしていきたいと思いました。

他にも広島では皮膚の勉強のアップデートをしてきました。日々の診療に役立てていきたいと思います。

広島ではゆかたで街に繰り出すお祭りが行われていて、とってもにぎやかでした。代り映えのないポーズですね。黒くてみえません。

大学の医局の先生方と、なぜか大阪風お好み焼きをこの後食べに行きました。おいしかったです。

院長 藤本 智子


第81回日本皮膚科学会 東京支部学術大会 教育講演3 多汗症の治療

 

皮膚科学会会場の写真。今回は昭和大学の主催でした。

11月18日土曜日は、日本皮膚科学会東京支部学術大会が京王プラザホテルで行われ、その中で教育講演の演者をしました。50分しゃべれるのか。聴衆は来るのか。はらはらしましたが、結果的には会場に200人ほど(椅子の数から考えておそらく・・・)、いっぱいの皮膚科の先生方にお越しいただきました(^^)/

 

多汗症の診療は少しずつクリニックで行われるようになってきていますが、まだまだ十分に行われているとはいえない状況にあると思います。ただ、ここ最近、関心を持っていただける先生が明らかに増えていると実感しています。講演では皮膚科医師にむけた内容で、多汗症の診療がいつからでも始められるような内容で組み立て、会場の先生方の熱気も感じられました!今後も専門性は持ちつつ、日本国内の皮膚科の先生方と共有できるような方向性で活動ができたらと思いました。

もちろんふくろう皮膚科での診療に取り入れられる他の先生方の講演や、最新の皮膚科学についても学んできましたので、明日からの診療に生かしていきます。

 

 

そして自分のお役目が終わった第2部では、クリスマスイルミネーションで彩られる新宿の街で、、、飲み屋に直行し、至福の打ち上げをしました。

新宿のLOVEの前で。誰が誰だか。

何はともあれ充電もできましたので、年末まで頑張ってまいります。

院長  藤本 智子