やけど

皮膚や粘膜が熱により損傷する

熱などの刺激により皮膚や粘膜が損傷することをやけど(熱傷)と言います。
高温のものが皮膚に一定時間以上触れることによっておこりますが、電気毛布やカイロなど高温と気づかなくても長時間同じ部位にあたり続けるとやけどをおこします。
主に火炎・爆発、低温やけど、薬品(酸、アルカリ溶液など)、電流(家庭電源、落雷など)などの要因が多いと言われ、やけどの深さが24時間後にはっきりするのでその頃に再度診察が必要な場合もあります。
やけどは症状の深さによって、治療方法が異なります。

  • 1度:表皮のみのやけど。皮膚が赤くなり、ヒリヒリとした痛みがあります。
  • 2度:真皮に達するやけど。赤みやむくみと、水ぶくれができます。
  • 3度:皮膚のすべてが損傷する状態。この場合、乾燥や痛みを感じることはありません。

治療方法

治療方法ですが、やけどをした直後は水道水で洗い流し、ビニル袋にいれた氷で冷やしてください。
服の下に強いやけどをしてしまった場合は、皮膚が服に張り付く可能性があるため、水をかけた後に服を脱いでください。
また、細菌感染を起こすこともあるので清潔なものを使用しましょう。

1度のやけど

乾燥を予防する軟膏やクリームで対処することもありますが、患部は、その範囲が小さくてもかぶれや細菌感染を起こしやすいので清潔なものを使用しましょう。

2度のやけど

水ぶくれを割らない治療に努めた方が治りは早いと言われます。
割れてしまった場合は、毎日石鹸で洗い、よく水で流して清潔にすることが大切です。
顔や陰部などをやけどした場合は、早急に皮膚科などの医療機関で適切な処置を受ける必要があります。

3度のやけど

後遺症を残す恐れもあるので、迅速な受診が必要です。

広範囲の場合は入院施設のある医療機関へ

やけどが広範囲にわたる場合は、やけどをした部分の炎症によって血管内の水分が移動して減少し、循環障害から血圧低下を来たす場合があり、全身管理が必要になります。
このような場合は、入院施設のある医療機関への受診が必要です。