2017-06-08
塗り薬の塗り方
皮膚科では、診療のほとんどといっていいほど塗り薬が処方されます。その後正しいぬり方がご自宅でもできていますか?
軟膏やクリームをしぼって、人差し指の先から第一関節までが0.5g、ローションタイプは1円玉の量が0.5gです。
この量で塗る範囲は、手のひら2枚分に相当します。
症状に合わせた薬をもらっていても塗る量が十分でないと、せっかくの薬の効果が発揮できていない患者さんを多く拝見することがあります。
乾燥肌の保湿剤などは少してかる程度に塗るなどしていただくと十分効果がでること、
そのほかニキビの時の外用方法、アトピー性皮膚炎の症状にはなど、正しいぬり方を診察の中でも確認をしていきます。
診察の内容が、正しく患者さんに伝わるようにをモットーに、日々診療をしたいと思います。
院長 藤本智子