2017-11-09
日刊ゲンダイ 皮膚を科学する 日焼けをするとなぜ黒くなるのか?
紫外線の肌への影響、もうご存じの方は多いと思いますが、乾燥、発がん、しわ、たるみの原因になることが知られています。今回はなぜ黒くなるのかについての取材でした。
https://hc.nikkan-gendai.com/articles/217235
最近皮膚科学会の中では『光老化』の啓蒙活動が活発です。
ただし、紫外線を避けるのが極端になると、ビタミンD3産生が低下し、骨粗しょう症になることもあります。木陰で30分程度の日光浴は必要であると思いますので、
レジャーや春から夏にかけての日差しが強い日に過剰な日焼けをしないようにきちんと日焼け止めや洋服選び対策をしたいところです。
また、皮膚科で行う紫外線療法などは、悪影響のリスクを考え、治療として有効性の高い狭い幅の波長がでるような機械を用いた治療ですので、安心して行うことができます。ご不明の際は診療の時いつでもお尋ねください。
院長 藤本智子