2022-06-11

2022年6月4日 第121回日本皮膚科学会総会 教育講演27 発汗異常の最前線

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オーガナイザー:東京医科歯科大学皮膚科名誉教授 横関博雄先生 

長崎大学大学院医歯薬学総合研究科 皮膚病態学分野教授  室田浩之先生

皮膚科学会総会の教育講演27の演者として発表させていただきました

EL27-1 3次元イメージングとRNA-seqで紐解く汗腺の昨日とその障害

では、東京医科歯科大学皮膚科の飯田忠恒先生が発汗異常を起こすメカニズムに迫る圧巻のご発表で今後のますますの解明に期待が高まりました

EL27-2 原発性手掌多汗症に対する胸腔鏡下胸部交感神経遮断術

では、日赤愛知医療センター名古屋第二病院呼吸器外科の吉岡洋先生が、ETSについて詳細に、皮膚科医が知っておかなければならない手術についてのご講演でした

EL27-3 発汗を制御する新規創薬

では、長崎大学皮膚科の村山直也先生が、無汗症患者さんの汗腺の分析の結果から汗腺に嗅覚受容体が存在し、香料が発汗に関与する可能性についての研究のご講演でした

EL27-4  多汗症治療の未来について 

は、ふくろう皮膚科 藤本智子が、多汗症の治療に新しい新薬が加わったこと、また、今後実現するであろう新薬について、発汗に関連する薬剤の可能性について講演させていただきました。

まだまだ解明することが多くある発汗について、幅広く考え最新の研究に触れることができたセッションとなりました。