2024-09-23
2024年9月19日 湯島 Regional Collaboration Seminar~PPP~
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2024年9月19日、東京医科歯科大学の皮膚科、歯科の先生、地域の連携皮膚科、歯科の先生方が集まり、PPP:掌蹠膿疱症について考える連携の会が行われ、パネリストとしてお招きいただきました。
Session1 掌蹠膿疱症 皮膚科・歯科からの講演
座長:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野教授 沖山奈緒子先生
演者:東京医科歯科大学 皮膚科 助教 竹下八菜先生
演者:きくち歯科医院 院長 菊池重成先生
Session2 掌蹠膿疱症の病診連携を考える
司会:東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科皮膚科学分野教授 沖山奈緒子先生
パネリスト:東京医科歯科大学 皮膚科 助教 竹下八菜先生
きくち歯科医院 院長 菊池重成先生
池袋西口ふくろう皮膚科クリニック 藤本智子
掌蹠膿疱症は、手のひら、足のうらに、米粒くらいの膿をもった白いぶつぶつ(膿疱)がでます。悪化するとぶつぶつが増加して炎症、痒み、痛みを引き起こします。時に胸部や鎖骨の骨や関節痛が起こることがあります。要因は不明ですが、少なからず歯の感染症が関与していることがある疾患です。信頼のできる歯科の先生との連携は非常に大切であります。治療は近年生物学的製剤も登場し、今まで治療困難であった方にも十分な効果が期待できます。
当院も、日本皮膚科学会より乾癬分子標的薬使用承認施設に認定されました。https://www.dermatol.or.jp/modules/biologics/index.php?content_id=4
掌蹠膿疱症は診断が大切です。大学病院や歯科との連携をとりながらよりよい診療につなげていきたいと決意を新たにした会でした。