ふくろう皮膚科開院1周年を迎えました
久しぶりの投稿となってしまいました。
はやいもので、池袋西口ふくろう皮膚科クリニックは開院1年を迎えることができました!! あっという間でした。
想像以上に多くの皮膚疾患でお悩みの患者さんが来院されました。来院された方々のお悩みに寄り添い、改善にむけて伴走して参ってきたつもりですが、日々新しい要望や問題にも直面しています。その問題をひとつずつ解決して院内の環境を整え、ご要望に対応できるようなクリニックにしていきたいと思います。
当初からのクリニックの理念である
‘赤ちゃんんからご高齢の方まで、安心して診療を受けていただけるような医療を提供するクリニックであること’を中心に据えて、スタッフ一同、2年目も参りたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いします。
写真:奥多摩でみつけたかたくりの群生群でした。
院長 藤本 智子
手足の多汗症の治療 イオントフォレーシス増設しました
気温が上昇してきて花粉症シーズンに入りました。と、同時に掌蹠(しょうせき)多汗症=手のひら、足の裏の多汗症の方も、本格的に手足の汗にお悩みの季節になってきました。
多汗症の治療については、段階的なアプローチが必要ですが、掌蹠多汗症の治療選択肢の中で水道水イオントフォレーシス療法は、週1回程度の継続通院をしていただくと、10回以内で一定の効果がみられてきます。当院では通院の患者さんが多くお待たせすることがありましたので、イオントフォレーシス療法を同時に3人治療できるように増設し、予約枠を時間ごとで設けて利用しやすいように改善しました。
今後も診療上の改善点については検討し、適宜解決していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
院長 藤本智子
帯状疱疹の方、多いです
久しぶりの投稿となりました。開院の時いただいた胡蝶蘭が再度花をさかせてくれました!
ここ2、3週間で帯状疱疹の受診の方が多くて驚いています。当院では20代から70代の方々まで、ここのところ連日帯状疱疹の方が受診されています。帯状疱疹は幼少時にかかった水痘が自身の免疫で抑えられていますが、風邪ひきをきっかけに、また寝不足などの疲れをきっかけに免疫状態が低下することで抑えきれなくなったウィルスが、知覚神経に沿って拡大し皮膚に到達すると水疱がでてくるという病気ですので、発疹がでてこない1週間程度は、原因不明にぴちぴちちくちく痛いという状態があります。さらに若い方では、痛みまでいかずに痒みという感覚で過ごされる場合もありますので、‘なにか湿疹ができた。かゆくて刺されたのかもしれない’といって来院される方もおられます。
帯状疱疹の治療薬として抗ウィルス剤の内服を早く飲んでいただくことが治療になります。内服では、去年から効果発現が早く、腎機能によらない新薬がでてきています。また、50歳以降の帯状疱疹は重症化して、神経痛がその後何年も残る場合があります。現在予防のための帯状疱疹ワクチンも受けることができます。
なぜ、今帯状疱疹が多いのか??
年度末で仕事が忙しい、連日寒さが続き体力が低下している、連日のオリンピック中継のチェックで忙しい、、、、、など、色々な背景があるのでしょうが、
免疫を落とさないように、食事と睡眠、栄養を偏らないでバランスよくとることは、健康を保つうえでやはり一番基本的なことです。もう少しで暖かい春がやってきます。あと少し、乗り切っていきましょう。
帯状疱疹の治療は早めに開始!!がその後の回復に重要です。ひとりひとりに合った治療法について説明させていただきます。
このような私たちの投稿の一部は、私たちの長年のサポーターによって後援されています。これは、重要なトピックに関する貴重な知識を提供し、アクセスしやすくするのに役立ち、個人の成長にも役立ちます.だからこそ、このスポンサーが提供する素晴らしいプラットフォームに注目したいのです。スリル満点のギャンブル体験を探しているなら、想像できるあらゆる種類のゲームを見つけることができる SlotoGate に参加してください! https://slotogate.com/pt/casino/com-dinheiro-real/ に足を踏み入れて、古典的なスロットやルーレットから革新的なボーナス ラウンドまでの可能性を探ってください。今日チャンスをつかんで、このプラットフォームが提供するものに驚かされてください。
院長 藤本 智子
そろそろ花粉の季節です 2018年春の花粉飛散予測
クリニックにも、今月に入ってから毎日花粉が原因と思われる患者さんを診察するようになりました。日本気象協会が発表する花粉飛散予測ですが、1月16日発表の第3報では、前シーズンと比べると今シーズンは飛散が非常に多い、ただ、去年が少なかったので実際は例年通り という予報がでていました。
スギ花粉は本格的には1月下旬から2月になると爆発的に増えていくようですが、その前からも少量ながら飛散しているようです。花粉症の症状、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみや充血。その他にも顔面のあかみ、皮膚炎、咳、頭痛、微熱などの症状もみられます。どれも日常生活で困る症状ですね。
また、花粉症は
・マツ目ヒノキ科のスギ、ヒノキ以外にも、
・ブナ目カバノキ科のハンノキ、シラカンバ
・イネ目イネ科のオオアワガエリ、カモガヤ
・キク目キク科のブタクサ、ヨモギ
など季節に飛散するものが変わっており、さらに近年、それら花粉との関連がある食物アレルギー(主に野菜、果物、ナッツ類)が多く報告されるようになってきました。
PFAS(花粉・食物アレルギー症候群)と呼ばれます。
“最近りんご、もも、いちごの果物を食べるとのどがいがいがするんです”といった人を調べるとハンノキにもアレルギーであり、アレルギー検査で確認できることもあります。
治療も、抗アレルギー薬の内服療法を主体として、最近はスギやダニには舌下免疫療法という治療選択肢もでてきました。
検査を行いながら、治療を選択してうまくこの季節を乗り切りたいですね。
院長 藤本 智子
今日の診療指針 2018 執筆担当をしました
各病院に1冊はある ‘今日の診療指針’。今年で60周年を迎え、毎年、内容を変えて改訂版がでる書籍です。あらゆる科の疾患が網羅されており、診療の現場ではかかせない辞書のような存在です。
このたび、2018年度版今日の治療指針 全執筆者1127人の中の一人として 「汗疱、あせも、わきが、多汗症」のテーマについて担当しました。
まだまだ多汗症は医療の中では認知度が低い疾患です。より多くの医療機関、医師が患者さんの診療を行えるよう、熱い願いを込めて執筆しました。
そして、できあがった書籍がクリニックに届きました!表紙は ☆ゴールド☆ さすが60周年ということでゴージャスです。
ゴールドのぴかぴか表紙に怪しい影が。。。。。撮影している自分自身ですね。。。。。残念ゴージャスじゃない!
2018年の仕事始め、汗の診療に長年携わってきた身としては、大変うれしいお仕事の完成からスタートになりました!
院長 藤本 智子