2017-10-12

日刊ゲンダイ 皮膚を科学する “鳥肌の話”

急に寒いところへでたり、恐怖を感じると、どうして“鳥肌”が立つのか。取材を受けました。

皮膚科に聞いた “寒い・怖い”でなぜ「鳥肌」は現れる?

https://hc.nikkan-gendai.com/articles/215352

どうぞお時間のあるときにお読みください。

池袋西口ふくろう皮膚科クリニック

2017-10-06

千趣会 ベルメゾン商品のプレスリリースでの講演依頼 スキンケア ~肌に触れるものの重要性~

先日、8月24日に、株式会社千趣会が運営するベルメゾンの2017年秋冬新商品メディア向け説明会において、肌に触れるインナー選びの重要性について講演をさせていただきました。

http://kirei.woman.excite.co.jp/news/detail/20170901183833_myl023238

http://www.senshukai.co.jp/main/top/press/info/index.html

池袋西口ふくろう皮膚科クリニックでは、4月29日の内覧会にて、“赤ちゃんのスキンケアの重要性”についてミニ講演をさせていただきました(詳細は、ちえぶくろう、最初の記事をご参照ください)が、私自身、このスキンケアについては並々ならぬ情熱を注ぎたいと常日頃思っております。受診される患者さんの中には「またスキンケアの話ですか・・・、よく聞かされていてもうみみにタコなんですが( `ー´)ノ」という方もおられるかもしれません。

ただ実は、素肌に直接触れるインナー選びもそれと同じくらい重要なことに考えています。皮膚のバリアを壊さない=摩擦が少ない寒さをしのげると同時に室内での発汗を速やかに逃がしてくれる、そんな素材が非常に好ましいと思っています。

ベルメゾンの秋冬は“ホットコット”というあったかインナーに非常に力をいれておられていました。ヒートインナーは近年、ちまたで欠かせないアイテムとなっていますが、その中で綿素材の含有率と、その素材選びにもこだわって作られたインナーであることを説明されていました。

このお話しをいただいたのは開院してまだまもないころでしたので、子供からご高齢の方まで、みんなの素肌をすこやかに保ちたいという当院の理念がこのような機会につながり、私自身非常にうれしいことでした。

もちろん我が家でも綿100%のホットコットを今年の冬は活用したいと思います。

千趣会は、働く女性は非常に割合が多く、生き生きとした職場でとても素敵でした(^^♪

院長 藤本智子

2017-10-06

足に繰り返すたこ、魚の目、外反母趾について ~インソール外来をはじめました~

皮膚科へ受診されるかたで、足のトラブルの方は多く、本日はその話題にしました。

爪が変形した悩み、足底にたこ魚の目ができる悩みで、歩くのも困難になり来院されます。多くはやはり中高年の方のお悩みが多く、靴屋さんに通ったりされるもなかなか合う靴がなかったり、サンダルで対応されていたりする場合もみられます。

爪の変形の場合→爪の切り方切り方、歩き方、靴の選びかた、靴の履き方でおこる巻き爪、爪白癬による変形、循環障害の問題などが多いです

足底のたこ、魚の目の場合→ウィルス性疣贅と間違えている場合もあります。多くはその方の歩き方のくせがあって、正しい歩行ができておらず、結果的に外反母趾、開帳足、扁平足などの足変形があることで同じ部位に繰り返し何年もたこなどを繰り返します。

当院での加療は、

①爪が食い込んで痛い、たこや魚の目が痛くて、皮膚科に来院された患者さん、症状によって医師が削る用具で治療をしています。同時に正しい爪の切り方、自宅でできるフットケアの方法をお伝えしています。

②爪の治療に関しては、テーピング法コットンパッキングといった保存的な治療から、超弾性ワイヤーガタ―法手術まで治療を選択します。

しかし、やはり何回も繰り返し同じ場所に症状が繰り返す方、毎月たこけずりで来院される方の中で、程度がひどい方、また、痛くて靴の選び方などわからない方に、インソールを専門家に作成してもらうことでその悩みが解決する場合もあり、このたび、月1回、義歯装具士の方にインソールを作成、その後のアフターケアをしてもらえる日を設けることとしました。まだプレオープンですが、また情報については今後触れさせていただきます。

本日は、先日型どりをしてもらった患者さんがご自分の靴をもって来院されました。

患者さんの足底の形を型どりし、その方のオーダーメードのインソールをつくります。納入の日には、しっかりとフィッティングして、微細な調整をしてもらいます。

この患者さんは、普段履かれるトレッキングシューズにインソールを入れたいというご希望でしたので、もってきていただき、インソールを靴にも合わせて履いてもらい本日は終了となりましたが、今後も違和感があった場合は適宜調整をいただくこととなりました。靴の選び方、また、正しい靴の履き方、歩き方について指導をしていただきました。

料金については、医師の診察の上、各患者様の症状により値段が変わります。

もちろん、インソール作成前にできることについて、しっかりと診療をしていきます。お困りの方は一度受診をお待ちしております。

院長 藤本智子

 

2017-09-22

帯状疱疹ワクチンについて

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今日は帯状疱疹ワクチンのお話しです。

帯状疱疹は、水痘(みずぼうそう)を起こす水痘・帯状疱疹ウィルス(VZV:varicella-zoster virus)によって起こる疾患です。VZVは初感染でみずぼうそうを引き起こしますが、治ったあとは私たちの脊髄後根神経節に潜伏しています。ということは一生仲良く共存しているということです。そこで、加齢や疲労による細胞性免疫の低下がおこると、抑えきれなくなったVZVが再活性化して、今度は体の左右どちらか半分に、神経分布領域に一致して帯状に帯状疱疹を発症します。日本では80歳までに約3人に1人が発症するとされており、50歳以上が患者さんの7割を占めます。

そこで、水痘および50歳以上の方に対する帯状疱疹の予防として、ワクチンが使用できるようになりました。他のワクチンとの接種間隔や、投与に適さない方もおられますので、診察で最終的な判断となります。

今年の夏は、帯状疱疹の方がクリニックでも多くみられました。年齢も20代の方から80代の方まで分布され、決して高齢な方ばかりではないものの、重症になるのは高齢の方が多く、来院された方では数名入院加療のため近隣の医療機関に紹介させていただきました。入院となるとやはり体力が落ちて入院前の生活に戻るのに苦労されることもしばしばです。

帯状疱疹ワクチンは、そのようなリスクを軽減するために非常に有効なものと思います。

気になる方は一度ご相談ください。

院長 藤本智子

2017-09-11

寒暖差に注意! 秋冬は “ムレ汗”ケアをしっかりと

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9月11日(月) 市販されている制汗デオドラント「デオナチュレ」の中にあるコラムの取材を受けました。秋冬の汗についてです。

http://deonatulle.com/column/201709-2

池袋西口ふくろう皮膚科クリニック